肺血栓塞栓症に対するD-ダイマーの診断感度は84-100%と高く評価されていますが、特異度は25-80%と低値にとどまります。急性大動脈解離の場合と同様に肺血栓塞栓症の除外診断に有用であり、現場では肺動脈成分第二音(Ⅱp音)亢進、PaO2低下(<75mmHg)、心エコーによる右室負荷所見などを参考にして確定診断することが重要です。
肺血栓塞栓症に対するD-ダイマーの診断感度は84-100%と高く評価されていますが、特異度は25-80%と低値にとどまります。急性大動脈解離の場合と同様に肺血栓塞栓症の除外診断に有用であり、現場では肺動脈成分第二音(Ⅱp音)亢進、PaO2低下(<75mmHg)、心エコーによる右室負荷所見などを参考にして確定診断することが重要です。