臨床検査技師向けの雑誌には、POCTガイドラインが第3版まで出ており、POCTは日本語では、「臨床現場即時検査」という定義がなされております。その定義についてガイドラインからですが、その最大の利点は“診療の質の向上”であり、内容は図にまとめてあります。
実際にPOCTを導入するにあたり、次の4つの要素が存在しています。
a) 何のためにPOCTを導入し活用を始めるのか(目的の明確化)
b) POCTの運用体制整備
c) POCTをいかに活用するかということを含めた教育体制(医師、看護師を含めたトレーニング)
d) POCT機器・試薬選定
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POCT① 緊急検査システムAQT90 FLEX
- 測定手順・測定項目
- βhCGについて
- NT-proBNPとBNPについて
- POCT② 血液ガスシステムABL800 FLEX
- クレアチニン値(Crea)について
- 乳酸値(Lac)について
- STUDY紹介:敗血症
- 乳酸値(Lac)について:小児における複雑型熱性痙攣と急性脳症の判別に有効
元資料:QAジャーナルNo.26(2014年)