NT-proBNPやBNPは、ERではなく外来などにおいては非常に有効な治療評価と成り得ると思います。また敗血症などの予後因子としても可能性を秘めています。さらに現状では原因不明の呼吸不全があったらNT-proBNP/BNPが有用であると言われています。
しかし、PCAS(心停止後症候群)や敗血症等に対するエビデンスは蓄積段階ですので、今後予後の指標としては可能性があり、今後期待されるデータであると考えます。
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目次
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POCT① 緊急検査システムAQT90 FLEX
- 測定手順・測定項目
- βhCGについて
- NT-proBNPとBNPについて
- POCT② 血液ガスシステムABL800 FLEX
- クレアチニン値(Crea)について
- 乳酸値(Lac)について
- STUDY紹介:敗血症
- 乳酸値(Lac)について:小児における複雑型熱性痙攣と急性脳症の判別に有効
POCTとは
当院でのPOCT使用の実際
元資料:QAジャーナルNo.26(2014年)