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ARDSの肺構造の立体シェーマ

肺のシェーマ:正常肺に傷害が発生し、ARDSが進んで末期の線維化までの像

A. 正常肺:間質はうすく、肺胞は空気で満たされている。肺胞上皮は成熟した1型細胞。

B. 急性期:白血球の浸潤、肺間質に浮腫。一部細胞が血管から漏出。

C. 亜急性期:血管の新生。うっ血。肺胞上皮は破壊され、幼弱な2型細胞が増殖して補う。

D. 慢性期:間質が肥厚して線維化が顕著。血管壁も厚い。含気量が減ってしまう。肺胞のガス交換悪化。

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