酸素解離曲線のHillの式
A.V. Hill が1910年に提案した酸素解離曲線を説明する式。当時はn の数値は不明だった。その後、これは4であることが判明したが、n=4 では適合しない。上記の通り、n=2.7 で適合゜は最適。この式は簡単で覚えやすく使用しやすい。また簡単な変換で直線にもなる。これが、酸素解離曲線の「ヒルプロット」である。
図にも書いてあるように、k=(1/P50)n
偶然だが、n が2.7 で、P50 が27と数値が似ているのも便利
これだけ知っておくと、酸素解離曲線はたとえばエクセルで簡単に計算できる。