何故酸素と二酸化炭素が大切か
Q:血液ガス測定では、もっぱら酸素と二酸化炭素を測定します.何故この二つが大切でしょうか。
A:身体は酸素をつかって食物からエネルギーを取り出し、二酸化炭素に変えて捨てます。簡単にいえば、「食物というガソリンを燃やして動かしている自動車」と同じです。酸素と二酸化炭素が大切なのです。
Q:でも、自動車では「燃費」は気にしますが、酸素と二酸化炭素のは問題にしませんけれど。
A:自動車でも空気(つまり酸素)の取り込みが悪くなり、排気(つまり二酸化炭素)系が故障します。身体の具合が悪くなると、体内での酸素と二酸化炭素の動きにいろいろと故障が生じるので、それを調べ確認したいわけです。