人工呼吸からはずす操作を「ウィーニング」と呼ぶ。英語で“乳離れ”を意味する用語の転用である。日本語では「人工呼吸からの離脱」とも呼ぶが、「離脱」にはウィーニングのもつ“少しずつ”、“段階的”というニュアンスが乏しいので、むしろカタカナ語のまま使う場合が多い。
言葉のとおり、人工呼吸に自発呼吸を混ぜながら、次第に自発呼吸部分を多くしていって、最終的に人工呼吸をなくすプロセスを呼ぶ。
ウィーニングの方法:1970年までは”On-Off ”法しかなかった。
1970年代になってIMVが開発され、これがウィーニングに応用された。現在も一部使われている。
さらに1980年代以降、PSVが中心になっている。