現在のウィーニング:PSVを用いる方法
現在、人工呼吸からのウィーニングには、PSVを用いるのが中心的な方法である。人工呼吸自体をPSVで行い、ウィーニングの段階になるとPSVの加圧の値を下げる。自然に自発呼吸が強くなり、それを見ながらPSVの値の低下を続けて、やがて完全に自発呼吸へと進める。
例:PSV値が20cmH2Oなら、大抵の場合にほぼ完全な人工呼吸になる。(人工呼吸80%)
一方、PSV値が5cmH2Oなら、大抵の場合に完全な自発呼吸に近い。(自発呼吸が80%)
そこで、呼吸の様子を観察し、あるいは一部はモニターもしながらPSV値を下げる。