アーレニウス:電離理論
アーレニウス S.A. Arrhenius (1859-1927):スウェーデンの電気化学者。希釈溶液の電気伝導度の研究などで「電離理論」を確立した。しかし、彼の理論は当初母国では受け入れられず、1884年の学位論文は「辛うじてお情けで合格」した。しかし、彼は自信があったので、論文をオストワルド、クラウジウス、ケルヴィン卿などに送付した。オストワルド(本来エストニア人で、ドイツでも幅広く活動した。別項参照)が早速やってきて、上司を説得し、「28歳の若者を」物理化学の講師の地位につけるよう話をつけたという。
1903年ノーベル化学賞受賞。
写真は”http://www.sil.si.edu/imagegalaxy/”より