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ベアの最初の酸素解離曲線

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ベアは、酸素分圧と酸素含量の関係をプロットしている。歴史的に最初の酸素解離曲線と考えられている。測定点が少なくて、滑らかでないのは仕方がないだろう。通常の曲線とは横軸が逆の目盛りになっているが、3本の曲線とも極端に左方移動(低圧でも酸素含量が多い)のがわかる。横軸がmmHgとすると、16mmHgで酸素飽和度はA で90%以上、Bで65%、Cで40%である。真値は25%程度だろう。図は Astrup P, Severinghaus JW. History of Blood Gases, Acid and Bases. Munksgaard, Copenhagen. 1986. より

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