図 ポートレイトはAm Physiol Soc の頁から
フェン(Fenn WO;1893-1971)
呼吸の領域からみると「偉い呼吸生理学者」ですがそれは1940年代以降の業績で、それ以前に筋肉生理(イギリスに留学して、AV Hill の薫陶を受けた)と電解質の領域で業績を挙げています。換気力学と高空のガス交換の業績が有名で、また旧版の"Handbook of Physiology "の編者でもあります。
参考文献:
1. Fenn WO, Rahn H, Otis AB. A theoretical study of the composition of the alveolar air at altitude. Am J Physiol 1946. 146(5):637-653.
"http://ajplegacy.physiology.org/cgi/reprint/146/5/637" として掲載
2. Fenn WO, Rahn H. Handbook of Physiology. Section 3. Respiration. Vol. 1&2. Washington, D.C. 1964.