Gibbon, John H. 1903-1973
人工心肺開発者の一人。また、1953年に人工心肺を使用して世界最初の心臓手術(心房中隔欠損症の閉鎖術)に成功した。
この写真は死の直前の1972年のもの。左はマリー夫人。
ギボンは1930年にMGH(マサチュ-セッツ総合病院、ボストン)でレジデントとして修業中に肺塞栓症で手術(トレンデレンブルグの手術:人工心肺を使用せずに肺塞栓を除去する手術)が失敗するのをみて、人工心肺開発を思い立ったという。(参照Comroe著、諏訪邦夫訳:続医学を変えた発見の物語(改訳,改題).中外医学社.東京.1998.)