ホールデンHaldane
ホールデンHaldane, J.S. (1860-1936). イギリスの生理学者。呼吸生理学で多方面の業績を挙げているが、二酸化炭素の呼吸刺激作用の強い点、血液の酸素化が二酸化炭素解離曲線に影響すること(「ホールデン効果」)などが有名。自分の身体でいろいろな実験を行い、中には危険な事項もあったが、高齢まで活発に研究と執筆を続けた。ボーアとほぼ同世代でありながら、ボーアよりも25年も後まで活動している。写真は Astrup P, Severinghaus JW. History of Blood Gases, Acid and Bases. Munksgaard, Copenhagen. 1986. より