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マイヤーMeyer

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マイヤー Julius Lother Meyer(1830-1895). ドイツの化学者。血液ガス測定をさらに進め、マグヌスが主張した「酸素は末梢で二酸化炭素に転換する」ことを確立した。血液の酸素は、物理的に溶けているだけでなくて化学的にゆるい結合が存在し、可逆的に結合と分離(つまり現在の『酸素解離』の基本)を打ち立てた。元素の周期律をメンデレーフと同時に、独立に発見した点でも名高い。

なお、ヘルムホルツとともに「エネルギー保存法則の発見者」とされるマイヤーは別人(Julius Robert von Mayer:1814-1878)である。図は Astrup P, Severinghaus JW. History of Blood Gases, Acid and Bases. Munksgaard, Copenhagen. 1986. より

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