ミリカン G.A. Millikan(1906-1947):ニコライ及びクラーメル(ドイツ)と共に、オキシメトリーの原理の開発者とされる。1927年にハーバードを卒業後、ドイツのワールブルクの下で研究。1929年に、ケンブリッジのラウトンの下に加わり、2色の比色計を完成して、これでヘモグロビンの測定に成功した。
その後、母国アメリカに戻り、この装置を軍用機に積み込んで高空医学の研究にも従事した。Millikan GA. The oximeter: an instrument for measuring continuously oxygen saturation of arterial blood in man. Rev Sci Instrum 1942;13:434–444. Millikan GA, Papenheimer JR, Rawson AJ. Continuous measurement of oxygen saturation in man.Am J Physiolog 1941; 133: 390.
｢ミリカンの油滴｣で名高いMillikan(R.A. Millikan:1868-1953)は、彼の父親である。