シガード-アンダーソン(シガルトアンデルセン) Siggaard-Andersen O. (1932-)
コペンハーゲン大学医学部卒業で、医師の資格はあるが、師のアストラップと同様、臨床医としての活動経験はほとんどない。しかし、病院の検査室・研究室を担当していて、臨床に密着した面の業績も多い。1963年に出版した”Acid-Base Status of the Blood”は、学位論文で化学を数式で扱って難解だが、名著である。年代の故もあり、スポーツマンでエネルギーに溢れてもいて、日本も頻回に訪れて優れた講演を繰り返している。子息のMadと共同開発した”Oxygen Status Algorithm”は、Windows版が公開されている。写真は諏訪が個人的に頂戴したもの。
