リグノー:食物と呼吸商の発見
1849年、フランスの生理学者リグノー(Victor Regnault)とライセ(Jules Reiset)が動物をつかって換気量と呼気ガス分析を行い、酸素消費と二酸化炭素産生の比(現在では、「ガス交換比」および「呼吸商」と呼ぶ)が食物によって影響を受けることを記述した。
推測だが、図のAの中に動物がおり、左側は換気量を測定し、右側は酸素が低下し二酸化炭素が上昇するガスをサンプルして測定しているのだろう。図は Astrup P, Severinghaus JW. History of Blood Gases, Acid and Bases. Munksgaard, Copenhagen. 1986. より