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クラーク:化学者で、電極のクラークとは別人

写真 William Mansfield Clark の写真 National Academy of Sciences の紹介頁から

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図1 Clark WM の1915年の論文から。"PH"だが、Hを小さくして上に”+”記号を載せている。

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図2 この文章の元になった、クラークを混同しているインターネットの記事の例。下方の文字列がそのURL。この他にも同様な記述がいくつかみられる。"Notes " の1の2行目から3行目に「酸素電極の発明者」という意味の記述がある。

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化学者クラーク(William Mansfield Clark:1884-1964)

電極の発明者とは別人です。ある記事に「"pH”という表記を提案した人、酸素電極開発者と同一人物」となっていました。後半は間違いで、どなたかが誤って注記したのが孫引きされたようです。1900年代前半にpH を念入りに研究して多数の論文とモノグラフも書いた超レベルの研究者ですが、最近まで知りませんでした。

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