カプノメトリーでわかること:心原性動揺
カプノメトリーの画面に心原性動揺が見られる場合がある。
1.他の情報がない場合、たとえば無呼吸時、あるいはゆっくりした呼吸の場合などに出やすい。図は、呼気延長で見られている。
2.EKGや動脈波、パルスオキシメーターの信号と同期するので判別可能。
出現のメカニズム:ガスをサンプリングする位置でガスが心臓の動きによって前後に動くので、二酸化炭素の濃度の差が出現する。
心臓が直接肺をたたく作用と、肺動脈の拍動がガス交換を拍動させる作用との双方があるという。図は諏訪の自作